2019年9月22日日曜日

★ アジアの地質

☆ アジアのカルスト地形
(→ https://omori555.blogspot.com/2019/07/blog-post_8.html )

  ◇ コロン島          (フィリピン) 
  ◇ チャゥカラッ・パゴダ    (ミャンマー) 
  ◇ 黄龍           (中国・四川省)  など


☆ 東南アジアのカルデラ
(→ https://omori555.blogspot.com/2019/03/blog-post_411.html )

  ◇ タール湖とタール火山    (フィリピン)
  ◇ 火口を見下ろす空の旅   (インドネシア)
  ◇ マウベシのポウサダ・ホテル(東ティモール)


☆ 台湾の地質
 (→ https://omori555.blogspot.com/2019/09/blog-post_85.html )

  ◇ 堆積と浸食いろいろ
  ◇ 泥温泉
  ◇ 湯婆婆的湯屋                 など

2019年9月1日日曜日

☆ 台湾の地質

 日本では海洋プレート(太平洋プレート)が日本列島の下に沈み込んでいるのに対して、台湾では海洋プレート(フィリピン海プレート)が台湾島の上にせり上がっている。それが原因の変わった地形がたくさんある。

  ◇ 堆積と浸食いろいろ 
  ◇ 泥温泉 
  ◇ 湯婆婆的湯屋 

  ◇ 漢字は自由だ 
  ◇ 中国語の繁体字と簡体字 

 日本から距離も文化も近くて、LCCもたくさん飛んでいて安く行ける。

堆積と浸食いろいろ(台湾)

(2014年夏)


 台北からバスで、もしくは電車とバスを乗り継いで1時間ほどの野柳というところに、こんなに面白い地形の場所がある。上に乗っている部分が風化しにくくて、それを支える部分が風化しやすくて、こんな形に残ったということだろう。キノコのようにも見えるし、ハチの巣のようにも見える。他には、岩にめり込んだように見える岩、縦横にきれいに正方形に分かれて網の目のように見える岩など、堆積と浸食のいろんな姿がここにはある。
 台北からすぐなのに、日本人観光客は少ない。ツアーバスでやってくる中国人団体客はやけに多かった。

漢字は自由だ(台湾)

(2014年夏)

 写真の左上は持ち帰り寿司屋の看板、左下は牛革製品店の看板、右は食堂に貼ってあった紙。いずれも台湾旅行中に見かけたものだ。
 左上の写真では「金」を3つ重ねた漢字と「魚」を3つ重ねた漢字を使っている。左下の写真では「牛」を3つ重ねた漢字を使っている。右の写真ではどれもとても複雑な文字だが、最後の文字は「黄金萬」を上下に重ねたように見える。


 「金」を3つ重ねると、ずいぶんリッチな気がする。「魚」を3つ重ねると、たくさんの種類の魚があるような気がする。まさか、いわゆる金魚を寿司にしているわけではないだろうが、寿司屋のイメージにはぴったりと言えるかもしれない。
 「牛」を3つ重ねるのは、何枚もの牛革をつないだイメージを醸しているのだろうか。人によっては「牛肉を腹いっぱい食う」というイメージを持ちかねないような気もするが、そういう意味ではないらしい。
 「黄金萬」は「金」3つよりさらにすごい。「萬」は「万」の旧字体だから、「金貨で一万両」くらいの量だろうか。なにはともあれ、めでたい漢字である。

 中国で生まれた漢字は周辺国に伝わって、中国でも周辺国でもそれぞれに進化した。日本では訓読みを当てたり、ひらがなやカタカナに変形したり、日本独自の漢字を生み出したりもした。たとえば「寿司」は音を合わせた当て字で、「鮨」は意味(旨い魚)を込めて作った日本独自の漢字だ。
 「金金金」と「魚魚魚」と「牛牛牛」は看板に書くくらいだから、台湾では漢字として認められているのだろう。「黄金萬」が一般に認知されているかどうかは知らないが、意味が分かる人は多いのだろう。
 日本と同じく中国・台湾でも英語の単語を使うことが増えているが、日本ではカタカナで表すところを、中国・台湾では結局漢字で書くことになる。たとえばコカ・コーラは中国では「可口可楽」と書く。音を当てながら、すっきりさわやかなイメージを乗せていると言えるだろう。
 日本から中国・台湾に伝わった漢字もある。寿司もその例だ。中国本土では日本と全く同じように「寿司」と書き、台湾では旧字体で「壽司」と書く。ところで中国でも台湾でも「鮨」とは書かない。「鮨」では音が合わないか、意味が合わないかのどちらかなのだろう。
 日本人が英語を翻訳して作った熟語を中国・台湾でそのまま使うようになったものもある。たとえばコンピュータを中国語で「電子計算机」(機械の「機」ではなくて、「机=つくえ」)と書くが、「電子」も「計算」も日本人が作った熟語だ。ついでながら、台湾でトイレに「男化粧室」、「女化粧室」と書いてあるのを見た。中国本土では使わない表現だと思うが、日本が一時期台湾を統治したことの影響なのだろうと思う。

 漢字は音と意味と、そしてイメージを含む。音も意味もイメージも、地域によって微妙に違っていながら、重なっている。漢字には、いつでもどこでも膨らみとズレがある。ネットやメールで使う絵文字も、子供につけるキラキラネームもその文脈でとらえれば、漢字の一つのバリエーションだと言えるだろう。 漢字は自由なのだ。

湯婆婆的湯屋(台湾)

(2014年夏)


 ジブリの「千と千尋の神隠し」は台湾では「神隠少女」というタイトルで上映されたようで、台北郊外に「これぞ『湯婆婆的湯屋』だ!」と自称している建物がある(・・・と、つまりそういうことなんだろうと思う)。
 台北からバスで、もしくは電車とバスを乗り継いで1時間ほどで九份という街に到達する。太平洋を見下ろす山の中腹に位置する町で、かつて金鉱山で栄えたが、鉱山を閉鎖してから寂れて、最近ではレトロな街並みが人気になっている。
 写真はその中の1軒で、確かに「湯婆婆的湯屋」のような趣がある。現在は眺めのいい茶楼として営業しているが、もともと湯屋の設備などはありそうにない。

泥温泉(台湾)

(2014年夏)


 台湾に行って台北だけにしか行かないのも片手落ちのような気がして、なにはともあれ台北に着いてすぐに新幹線に乗って南下した。目的地は、台中と台南のちょうど間にある嘉義。そこから山の方に1時間ほど入った温泉に泊まり、嘉義郊外の2つのお寺を見学した。
 ここの温泉は泥の温泉、寺は海の神を祀る神社。台北では若者が目立つのに対して、ここではむしろお年寄りが目立った。

☆ 中国水郷古鎮めぐり弾丸ツアー

(2018年GW)

「週末にLCCで行く、台湾食べ歩き弾丸ツアー」みたいなものがあるが、僕の今回の旅行は言うなれば「GWにマイレージで行く、中国水郷古鎮めぐり弾丸ツアー」だ。3泊4日で5ヶ所の水郷古鎮を回った。
 行程は「羽田空港 → 上海虹橋空港 → 南潯古鎮 → 烏鎮古鎮 → 西塘古鎮 → 周庄古鎮 → 朱家角古鎮 → 上海浦東空港 → 羽田空港」。旅の荷物はなるべく小さくして、たくさん歩いた。
 移動手段についても記録しておこう。「上海虹橋空港 →(高速バス50元)→ 南潯古鎮 →(メータータクシー83元)→ 烏鎮古鎮 →(高速バス27元)→ 西塘古鎮 →(タクシーと交渉して180元)→ 周庄古鎮 →(路線バス6元)→ 朱家角古鎮 →(地下鉄12元)→ 上海浦東空港」。思いのほか古鎮どうしをつなぐバスがあったこと、タクシー料金も割と安かったこと、そんなわけでだいぶスムーズに動けた。

「水郷古鎮なんてどれも同じだろう」というのはちょっと違う。僕は始めに上海から遠いところに行って、だんだんと上海に近づいて行ったわけだが、最初に行った南潯古鎮には地元の人が生活が残っていた。次に行った烏鎮古鎮はきれいに整備された一大テーマパークのようだった。そこから上海に近づいて行くにつれ、西塘古鎮・周庄古鎮・朱家角古鎮はどこも毎日が縁日のようだった。食べ物屋や土産物屋はどこにでもあったが、後半の3ヶ所には射的やお化け屋敷もあった。
 今回も Google と facebook はまったく使えなかった。一方 Yahoo!Blog はなんとか使えた(直接 Blog に行こうとするとダメなのだが、Yahoo! のトップページから辿れば使えた)。何が使えて何が使えないかは、中国に行くたびにちょっとずつ違う。
 水郷古鎮ごとに記事にまとめました。皆さんにぜひ読んでほしいのは「今の中国のネット事情・スマホ事情・電子マネー事情」がわかるであろう「西塘古鎮」の記事。そして「滅多に泊まれないであろうところに泊まった経験」を記した「朱家角古鎮」の記事。以下のリンクをどうぞ。