揚子江下流域の水郷地帯を巡る旅、2ヶ所目は烏鎮古鎮。烏(う)のように黒い街(鎮)だから烏鎮と呼ぶらしい。確かに瓦と木は黒い。漆喰の壁と石の橋とあわせてもモノトーンの街である。
ここは広い区域が保存(管理)地区になっていて、水郷テーマパークさながらである。古いものを残しつつ、新しいものを取り入れて、おそらくは行政の管理の元、巨大なテーマパークに仕立て上げたというところか。観光客は入場料を支払って、1ヶ所のゲートから出入りする。地区内には高級ホテルから民宿までたくさんの宿泊施設があるが、それも一括管理しているようで、チェックインは地区に入場するときにゲートでする。
イメージとしては東京ディズニー・シーみたいだと言ったらいいだろうか。現地のリアルな歴史と文化に基づいているという点において、東京ディズニー・シーと比較にはならないが、エリア内の管理の仕方や観光客の楽しみ方という点において、共通点があるように思うのである。ちなみに、私は東京ディズニー・シーに行ったことがないが。
入場料と合わせると民宿に泊まっても1部屋1万円以上するが、地区外に泊まって昼だけ来るよりも、夜も朝も地区内にいた方が楽しい。
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