2020年4月30日木曜日

オンライン授業のための収録スタジオ

 ウチの職場でもGW明けからぼちぼちオンライン授業を始めることになりそうで、そのためのコンテンツを作る場所から考え始めた。


 まず ウチの庭 。2階のテラスもしくは1階のデッキ、それぞれ北側・南側2カ所ずつ。天気や時間帯に合わせて、適当に移動しながらやれそうだ。



 家の中でやるなら、イケアあたりで黒板買ってきてもいいし、窓ガラスに描くこともできる(娘が前に描いたものが残っている)し、なんだったら壁に直に描いちゃうこともやれなくはない(後で壁を塗り直せばいい)。55インチの壁掛け4Kテレビ に映してやるのも良いかな。

 こういうのって、やる側のモチベーションが大事。授業を受ける側にとっても悪くないだろっ。家族も割りと協力的。よし、少しやる気になってきた。

2020年4月27日月曜日

今こそ看護師のストライキにエールを送りたい

 看護師の皆さんは、今こそ次の要求を掲げてストライキやったら効果的なんじゃないかな。
  1.  基本給の大幅アップ
  2.  きっちりと時間外手当て
  3.  危険手当てをたんまりと
医者と比べて看護師の給与は安すぎる。介護士や保育士もそうだが、仕事量や責任に比べて待遇が悪すぎると思う。それを改善するのに、今が良いチャンスなんじゃないかな。みんなで力を合わせる時なんじゃないか。
 もし看護師の人たちが上のようなことを掲げてストライキをやったりするなら、僕は応援したいな。
 声で応援されるより、拍手されるより、他の形で評価されたい・支えてほしいと思っている人も多いはず。要求を掲げながら、
  •  何一つ要求をのまないなら、出勤しない
  •  一部しか要求をのまないなら、時短する
  •  危険手当て出さないなら、在宅勤務する
これくらい言って良いと思うな。医療関係者の方には頑張ってほしいけど、割りに合わない頑張り方はしない方が良い。
 僕は看護師の方々の待遇改善にエールを送りたい。

俺んちカフェ、毎日オープン!

 スタバがやってなくても、タリーズが休みでも、エクセルシオールが自粛しても、俺んちのカフェは毎日やってますよぉ。
 東ティモール・コーヒー専門店です。集落別のストレート・コーヒー、集落どうしでブレンド・コーヒー、そんなものが飲めるのは、もしかしたら世界中でここだけです。
 今日は7種類のコーヒーを用意しています。2019/20の新豆がレボテロ村、ハヒマウ村、マウレフォ村、ロビボ村。そして豆の作り方が個性的なナチュラル豆、ハニー豆。2018/19の豆の中で最も美味しいと私が思っているレボテロ村。2019/20のリタ村は未入荷ですが、楽しみに待っているところです。


 よろしければ来てください。もちろん自家焙煎です。実はお店じゃないので、個人で好きで炒って煎れて喫んでるだけなので、お金くれとは言いません。


◇ 生豆の仕入れ先は 特定非営利活動法人パルシック/ PARCIC です。 
◇ 東ティモール・コーヒー・ツアー 
◇ 趣味を3つ持とう 

2020年4月20日月曜日

ウィルスを巡る3題

ー 見えない敵、コンピュータ・ウィルス、殺処分 ー

◇ 「見えない敵」との闘い
 新型コロナ・ウィルスを称して「見えない敵」と呼ぶことがある。ところで、9年前(東日本大震災3.11の頃)に言われた「見えない敵」は放射能だが、この2つには共通点もあるし、相違点もある。さて、どこが同じで、どこが違うんだろう?

◇ コンピュータ・ウィルスのパンデミックは?
 コンピュータ・ウィルスが世界を混乱に陥れるのかと思いきや、実際に世界を混乱に陥れたのは有機物(生物とは言いにくい)のコロナ・ウィルスだった。さて、どちらのウィルスがより問題か? より厄介か? 本当に世界を破茶滅茶にするのはどっちだろう?

◇ 鳥や豚の感染症ではどう対処してる?
 鳥インフルエンザ、豚コレラも感染症だが、人の感染症とでは扱いが異なる。前者に対しては「ソーシャル・ディスタンス」をとるよりも「殺処分」するのが普通だ。殺処分は、感染症が発生した厩舎から半径ン十キロの範囲で行われる。さて、この2つの対処法、なぜ使い分けるのだろう? どちらが効果的だろうか?

 では、ここで【問題】です。それぞれ1行(30〜50字程度)で書いてください。
(1) 新型コロナ・ウィルスと放射能の違いは?
(2) 2種類のパンデミックの違い(被害の出方・対処法など)は?
(3) 動物の感染症と人の感染症では、なぜ扱いが異なるのか?

 よろしければ下のコメント欄に書いて下さいな。



 この手の【問】には、あれこれ自由に考えて、みんなで言い合い・聞き合うのが良いでしょうね。
 ところで「1行で」というのが案外大事だと私は思っています。いろんな考えがあるからこそ、いろんな発想が同時に頭を駆け巡るからこそ、自分の見解を明確にし、他人に的確に伝えるには「1行」くらいがちょうど良い。でも、絶対にというわけではなくて、目安です。この3問は、2つを比較しながら書くので、字数はやや多めになりますし。

 では、野暮だと思いながら、一応《文章例》を示しましょう。
(1) 新型コロナ・ウィルスは電子顕微鏡で何とか見えるが、
  放射能は遥かに小さくて原理的に絶対に見えない。
(2) 新型コロナ・ウィルスはリアルな交流を困難にし、
  コンピュータ・ウィルスはオンラインの交流を困難にする。
(3) 殺処分の方が効果絶大なのかもしれないが、
  人に対しては出来ないから他の方策を採っているんだろうな。
こんなところでどうでしょ。

大室山@東伊豆

 春休みにラオスに行こうと思って、コロナ騒動の前にフライトの予約を入れていたが、2月になって飛行機そのものが飛ばないことになって、結果もちろんラオスには行けなかった。
 その代わりにフィリピンに行こうかと思ったけど、帰ってこられないもしくは隔離されるリスクを考えて行かないことにした。
 その後、国内旅行なら問題ないだろうと考えて、伊豆諸島に行こうかと計画して船便に予約を入れたが、予定の日の天気予報が雨だったので日程変更して様子を見ていたら、伊豆諸島の方からも「自粛要請≒来るな」という案内が出た。
 こうして結局どこにも出かけずにいたのだが、ようやく昨日になって伊豆半島の大室山に行ってきた。


 前から行きたかった スコリア火山(4,000年前に噴火)だ。溶岩のしぶきが冷えて固まりながら形作った山だ。標高580mのこじんまりした火山だが、海岸近くの平野にぽつんとある独立峰だから、目立つといえば目立つ。とはいうものの、中途半端な高さだし、周りは自然豊かで木が生い茂っているから、全景を見るのは意外と難しい。車で移動しながら撮影場所を探して、なんとか上の写真が撮れた。
 すぐ近くに見える矢筈山(2,700年前に噴火)は溶岩ドームで、大室山とは対照的な姿をしている。


 この辺りの火山から流れ出た溶岩で出来上がったのが城ヶ崎海岸です。右写真の沖に見えるのが、今も火山が活動中の伊豆大島です。

2020年4月18日土曜日

半年後のコロナ生活を考える3つの視点

◇ 日・中・韓・台の交流はどうなっているか?
 現在のところ世界中の多くの国が互いに人の行き来を絶っているような状況にあるが、さて今後はどうなるか? その中でも日本と最も密接な関係にあったのは東アジアの国々、すなわち中国・韓国・台湾だ。欧米よりもまず始めに回復したいのは、近場での交流だろう。さて、半年後に日・中・韓・台の交流はどうなっているだろうか?
 日本を含めた4か国の中で、いま現在コロナが最も危機的な状況にあるのは、おそらく日本だ。そのことを踏まえると、中国・韓国・台湾が交流を取り戻す一方で、日本だけが蚊帳の外に置かれるという事態が想定されはしないか?

◇ 自分自身の職場での立ち位置はどうなっているか?
 在宅勤務であるとかテレワークであるとか、そんな形で仕事を進めている人、仕事しているつもりになっている人、フリをしている人、いろんな人がいる。
 公務員や大企業の正社員など収入に変化がない人でも、働き方が変わって、本当に必要な仕事、実は要らなかった仕事、組織に必要な人、実は要らなかった人、そんなことが急に見える化した。
 さて、半年後に自分自身の職場での立ち位置はどうなっているだろうか? 想像してみよう。もはやビフォー・コロナには戻らない。

◇ 複合災害に見舞われやしないか?
 日本はもともと自然災害の多い国。南海トラフ地震、首都直下地震、台風、豪雨に火山噴火。何があっても不思議じゃない。コロナだけにかまっていられるのは、今のうちだけかもしれないぞ。
 日本のコロナ戦略は、医療崩壊させないための引き延ばし戦略。ならばなおさら時間がかかる。他の災害と同時並行で対処しなければならなくなる可能性がその分高くなる。
 首都直下地震が起きたとして、避難所に行くかな? ソーシャル・ディスタンスを保てるか? 怪我したら病院に行くかな? どこで手を洗おうか?

 半年後のコロナ生活は考えるだけでワクワクする。アフター・コロナの生き方、働き方、稼ぎ方、そんなことを考える、今がチャンスだ。

2020年4月10日金曜日

働く意義

働くことの意義はお金を稼ぐことだけじゃない。お金を稼ぐことはその一部にすぎない。
働くことで喜び・充実感・達成感を味わうこと。ひいては社会に貢献すること。
働きながら経験・技能・知識を身につけること。ひいては人として成長すること。
働く上で、これらもお金を稼ぐこと以上に大事な要素である。

お金と貢献と成長、これらすべてを得られる職場が良い職場である。
そういう職場において、労働者は受け取るお金に見合う利益を組織にもたらし、
組織を通じて社会に貢献し、自らの成長を糧に組織を成長させることができる。
組織が利益を得、社会貢献を果たし、成長するためにはこれが唯一の方法である。

したがって、従業員に十分な給料を与えることは経営者の責任である。
部下にその適性に応じて仕事を与えることは上司の責任である。
そして、職域に応じて成長し社会貢献することは組織に属するすべての者の責任である。
そうでなければ労働者が何十年も働き続けることはできないし、組織も長続きしない。

2020年4月8日水曜日

コロナ対策で現金支給が切り拓くベーシック・インカムな未来

 コロナウィルス感染に対する政策として「現金支給」という話が出ている。ターゲットを絞って支給する策も考えられるが、それには「基準が曖昧、時間がかかる、不正受給がありうる」などのデメリットがある。そこで、むしろ「全員に一律に支給するのが良い」という考えがある。そうなると富裕層にも支払われることになるが、それについては「所得税を上げる」などして後で調整することが可能だ。
 ところで、今あげた最後の策、すなわち「全員に一律に生活費を配る一方で、高額所得者の納税でそれを賄う」という策は、ベーシック・インカムと同じような仕組みだ。でも考えてみると、コロナ騒動であろうとなかろうと経済的に困窮している人は大勢いるのだから、今だけに限らず、今後も現金支給があっても良いわけである。そしてそうなると、それはベーシック・インカムそのものになるのである。
 今回はコロナ対策で現金支給となったにせよ、この実績がベーシック・インカムな未来を切り拓くことになる可能性もあるのである。スペイン や イギリス でもそのような話が出ているらしい。そう考えると、コロナ騒動は悪いことばかりじゃない・・・かも。


《関連記事》
◇ 第4次産業の時代
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◇ アンパンマン・ワールドの経済学
(→ https://omori55.blogspot.com/2019/03/blog-post_78.html )
◇ ぶったるんでる君らに贈る、勉強論・仕事論
(→ https://omori55.blogspot.com/2019/04/blog-post_39.html )