マインドマップ授業のファイナル。3時間かけて、2つの作業を連続して行い、1つの作品を作ります。
前半戦でアイデアをひねり出し、後半戦でそれを1枚の企画書にまとめます。
アイデアを出すステップは、いわば放射モード。まん中から放射状に、外へ外へと発想を巡らせます。
企画書にまとめるステップは、いわば収束モード。全体像をとらえながら、まん中に集約させます。
アイデアを出すときに使う小道具は「魔法の9マス紙」。単なる3×3の紙ですが、これをたくさん使います。この紙は、アイデアをひねり出すためにも、出てきたアイデアに具体性を持たせるためにも使えます。そうして、アイデアを出し尽くすまでがんばってください。
企画書にまとめるときは、まずレイアウトを作り、企画そのものをズバリ表現してまん中に配置します。次にその周囲に見出し(キャッチコピー)をドーンと書いて、最後に詳述します。そうして、相手に一目で訴えるような「1枚企画書」を作ります。
これがマインドマップ授業、計8時間の集大成です。放射モードでは際限なく何でもカンでも書き出して、収束モードではグググィっと一気に引き寄せる。
実際の作業は、両モード間を行きつ戻りつしながら進めます。最後にはエライ人(校長とか)に提出できるような企画書を作り上げましょう。
2019年3月23日土曜日
魔法の9マス紙
マインドマップ授業6回目。この時間は、ひたすらアイデアを出すことに専念します。これが次の「パワポで1枚企画書」につながります。
アイデアを出すための道具は「魔法の9マス紙」。単なる3×3の紙ですが、アイデアがどんどん沸いてきます。
使い方は、まず9マスのまん中に、テーマ(解決するべき問題)と「?」を書きます。
次に、その周囲の8マスに、アイデア(思いついたこと)を書き込みます。
続いて、8マスの1つに書いたものを、別の紙の真ん中に書きます。
さらに、そこから思い浮かぶものを周囲の8マスに書く。・・・これの繰り返しです。
コツは8マス全部埋めること。苦しくなってからが勝負です。そこでいいアイデアが出てきます。
また、バカバカしいと思っても、こんなのダメだと思っても、どんどん書くこと。そこにチャンスがあります。
私が実際にやってみた結果が、右図です。
私が図書館に配属されていますので、「図書委員会の活動」について考えてみました。たった10分くらいでやってみたのですが、自分でも驚くくらい出てきました。
コツは出し尽くすこと。紙ならいくらでもありますから、カラカラになるまでがんばってください。質のことは気にせずに、とにかく数をたくさん出しましょう。
9マス紙は、まだまだ使えます。出てきたアイデアを「5W1Hで条件固め」します。
アイデア(What)を真ん中に置いて、その周囲に「Who、When、Where、Why、How」を書き込むのです。
・・・はじめはバカげたように感じたアイデアでも、いつのまにかリアリティーが出てくるから不思議です。
《トライアル5》
◇ 文化祭の企画をたてる。 (全体企画、参加団体としての企画、・・・)
◇ 新しい学校行事を企画する。(○○大会、◇◇コンクール、・・・)
◇ アイデア文房具を開発する。(ノート、ペン、・・・)
課題を3つ用意しました。各自にこのうちのどれかを割り当てます。ここで一定レベルのアイデア(5つ以上)が出たら、次の時間に「パワポで1枚企画書」作りに移行します。バカげたアイデア大歓迎、ありえないと思うくらいのアイデアの方が、おもしろい企画ができるでしょう。
アイデアを出すための道具は「魔法の9マス紙」。単なる3×3の紙ですが、アイデアがどんどん沸いてきます。
使い方は、まず9マスのまん中に、テーマ(解決するべき問題)と「?」を書きます。
次に、その周囲の8マスに、アイデア(思いついたこと)を書き込みます。
続いて、8マスの1つに書いたものを、別の紙の真ん中に書きます。
さらに、そこから思い浮かぶものを周囲の8マスに書く。・・・これの繰り返しです。
コツは8マス全部埋めること。苦しくなってからが勝負です。そこでいいアイデアが出てきます。
また、バカバカしいと思っても、こんなのダメだと思っても、どんどん書くこと。そこにチャンスがあります。
私が実際にやってみた結果が、右図です。
私が図書館に配属されていますので、「図書委員会の活動」について考えてみました。たった10分くらいでやってみたのですが、自分でも驚くくらい出てきました。
コツは出し尽くすこと。紙ならいくらでもありますから、カラカラになるまでがんばってください。質のことは気にせずに、とにかく数をたくさん出しましょう。
9マス紙は、まだまだ使えます。出てきたアイデアを「5W1Hで条件固め」します。
アイデア(What)を真ん中に置いて、その周囲に「Who、When、Where、Why、How」を書き込むのです。
・・・はじめはバカげたように感じたアイデアでも、いつのまにかリアリティーが出てくるから不思議です。
《トライアル5》
◇ 文化祭の企画をたてる。 (全体企画、参加団体としての企画、・・・)
◇ 新しい学校行事を企画する。(○○大会、◇◇コンクール、・・・)
◇ アイデア文房具を開発する。(ノート、ペン、・・・)
課題を3つ用意しました。各自にこのうちのどれかを割り当てます。ここで一定レベルのアイデア(5つ以上)が出たら、次の時間に「パワポで1枚企画書」作りに移行します。バカげたアイデア大歓迎、ありえないと思うくらいのアイデアの方が、おもしろい企画ができるでしょう。
パワポで1枚企画書
「魔法の9マス紙」で浮かんだアイデアを、次に「1枚企画書」に仕上げます。時間があれば「パワーポイント」を使いたいところですが、時間がなければ手書きでもいいでしょう。私は、手書きでやらせるつもりです。この「企画書」、作り方がちょっと独特かもしれません。
◇ まず初めに、レイアウト(枠)を作ります。基本的なレイアウトをお見せしましょう。
マインドマップの精神に則って、「アイデアそのもの」(What?)をまん中に配置します。そして、その理由(Why?)や具体的なやり方(How?)などを上下に配置します。
上のような「3段」構えが基本です。色は「3色」程度がいいでしょう。もちろん、紙1枚に収めることが絶対条件です。
◇ 次に、ゾウ(キャッチコピー)を作ります。
人はそんなに丁寧に見てくれません。パッと見て、使えるか使えないか、採用するかしないかを判断します。その間、わずかに「3秒」(!?)。
だから、一目で内容がわかるような、人に訴えるようなものが必要です。
◇ 最後に、アリ(詳細)を書き込みます。
枠に入りきらない場合は優先順位をつけて「切り」、枠が余っている場合はさらにアイデアを「ひねり出して」、ナニがナンでも枠にジャストフィットさせましょう。
ただし、「3秒ルール」で「ボツ」とされた場合は、まったく読んでもらえないでしょう。それでも、それを覚悟の上で、詳しく丁寧に書いてください。
通常の文書作成の手順が「詳細(アリ)→キャッチコピー(ゾウ)→レイアウト(枠と色)」だとすると、ここでは「レイアウト→ゾウ→アリ」と、まったく逆順に作っていくということです。常に全体像を見据えながら、まん中に集約させたり、またはまん中から放射状に広げます。提案者が作るときも、他人が見るときも、そして出来上がった企画書も、その形です。
◇ まず初めに、レイアウト(枠)を作ります。基本的なレイアウトをお見せしましょう。
マインドマップの精神に則って、「アイデアそのもの」(What?)をまん中に配置します。そして、その理由(Why?)や具体的なやり方(How?)などを上下に配置します。
上のような「3段」構えが基本です。色は「3色」程度がいいでしょう。もちろん、紙1枚に収めることが絶対条件です。
◇ 次に、ゾウ(キャッチコピー)を作ります。
人はそんなに丁寧に見てくれません。パッと見て、使えるか使えないか、採用するかしないかを判断します。その間、わずかに「3秒」(!?)。
だから、一目で内容がわかるような、人に訴えるようなものが必要です。
◇ 最後に、アリ(詳細)を書き込みます。
枠に入りきらない場合は優先順位をつけて「切り」、枠が余っている場合はさらにアイデアを「ひねり出して」、ナニがナンでも枠にジャストフィットさせましょう。
ただし、「3秒ルール」で「ボツ」とされた場合は、まったく読んでもらえないでしょう。それでも、それを覚悟の上で、詳しく丁寧に書いてください。
通常の文書作成の手順が「詳細(アリ)→キャッチコピー(ゾウ)→レイアウト(枠と色)」だとすると、ここでは「レイアウト→ゾウ→アリ」と、まったく逆順に作っていくということです。常に全体像を見据えながら、まん中に集約させたり、またはまん中から放射状に広げます。提案者が作るときも、他人が見るときも、そして出来上がった企画書も、その形です。
日本のアニメがおもしろいわけ
日本は「八百万(やおよろず)の神」の国。これが理由。
すべてが神で、善い面ばかりでなく悪い面も持ち合わせ、ちょっとこわいけど案外マヌケだったりして、憎めない存在。神といえば神だけど、どっちかっていうと、おばけに近い?
トトロや 鬼太郎はもちろんそうだが、典型はキャラクターが無限に出てくるアンパンマン。日本は神話がいまに生きている貴重な国だから、マンガ・アニメがおもしろいのだ、きっと。
一神教世界のマンガ・アニメがつまらないのも、理解できるでしょ。
すべてが神で、善い面ばかりでなく悪い面も持ち合わせ、ちょっとこわいけど案外マヌケだったりして、憎めない存在。神といえば神だけど、どっちかっていうと、おばけに近い?
トトロや 鬼太郎はもちろんそうだが、典型はキャラクターが無限に出てくるアンパンマン。日本は神話がいまに生きている貴重な国だから、マンガ・アニメがおもしろいのだ、きっと。
一神教世界のマンガ・アニメがつまらないのも、理解できるでしょ。
2019年3月21日木曜日
ミャンマーの神は丘にいる
バンコクの神は辻にいて、ラオスの神は森にいて、東京の神は岬にいて、ミャンマーの神は丘にいる。
ミャンマーじゅういたるところにパゴダ(仏塔)があるが、丘の上に特に集中していて、信仰の対象になっている。
辻にいるバンコクの神は動物の姿をしていて、ラオスの神は目に見えなくて、岬にいる東京の神はどちらかというとお化けだが、それらに比べて丘にいるミャンマーの神は仏そのもののように見える。
ポッパ山(バガン郊外) ザガイン・ヒル(マンダレー郊外)
ミャンマーじゅういたるところにパゴダ(仏塔)があるが、丘の上に特に集中していて、信仰の対象になっている。
辻にいるバンコクの神は動物の姿をしていて、ラオスの神は目に見えなくて、岬にいる東京の神はどちらかというとお化けだが、それらに比べて丘にいるミャンマーの神は仏そのもののように見える。
バンコクの神は辻にいる
バンコク中心地、ショッピングセンターが集まるラーマⅠ世通りとラーチャダムリ通りの交差点には、昔からエラワンの祠があって外国人にとっての観光ポイントにもなっている。 交差点を挟んで反対側の伊勢丹デパートの前にも祠があって、恋愛にご利益があるということで地元の若者でにぎわっている。
下の写真は地下鉄フアイクワン駅の真上にある祠。 ここも幹線道路の交差点、正真正銘の辻である。夜中1時過ぎにもかかわらず、多くの人がお祈りしていた。ここに祀られている神は象や蛇の姿をしていて、仏教というにしては土着っぽい。
ちなみに、ミャンマーの神は丘にいて、東京の神は岬にいる。なにはともあれ、バンコクの神は辻にいるようなのである。バンコク観光するなら、仏教の寺院を巡るより、辻の祠を巡るのがおもしろそう。
下の写真は地下鉄フアイクワン駅の真上にある祠。 ここも幹線道路の交差点、正真正銘の辻である。夜中1時過ぎにもかかわらず、多くの人がお祈りしていた。ここに祀られている神は象や蛇の姿をしていて、仏教というにしては土着っぽい。
ちなみに、ミャンマーの神は丘にいて、東京の神は岬にいる。なにはともあれ、バンコクの神は辻にいるようなのである。バンコク観光するなら、仏教の寺院を巡るより、辻の祠を巡るのがおもしろそう。
東京タワー、人気の秘密
東京タワーは岬の先端にあるのである。今は海岸線から離れているが、かつてそこは岬の先端だった。そういうところには魔物が住んでいる。そして、聖なる場所なのである。
だから、人を引き寄せるのだ。それが、東京タワーの人気の秘密である。
東京タワーの北側は東京タワーの敷地と同じ高さだが、東と西と南側は土地が下がっている。東京タワーを挟んで南北に走る日比谷通りと桜田通りが今ある場所は、かつて入り江だった。
東京タワーのすぐ南隣に小さな祠がある。その昔、そこが岬の突端だった。だから、今でも祠があるのだ。
その裏は崖だ。その昔、そこに波が打ち寄せていた。その先に東京湾が広がっていた。
東京タワーの近くを歩いてみると、わかる。
そういう場所だから、東京タワーは今でも一種独特な空間なのである。東京タワーに行くなら、展望台に登るよりタワーの足元に立つ建物の中を散策する方が面白い。そこに魔物が生きているからである。そして、今どきこんな場所は他のどこにも残っていないからである。
土産物売場(左上)、屋上遊園地(右上)、ろう人形館(左下)、似顔絵師(右下)、現代的な感覚では、なぜこういうものが東京のど真ん中にあるのか、不思議なものばかりである。
これが東京タワーの魅力である。あの場所が持つ魔力である。我々の中に息づく縄文の記憶を呼び起こしているのである。
東京スカイツリーにこの力は無い。ありえない。あそこは海の底だったからである。
だから、人を引き寄せるのだ。それが、東京タワーの人気の秘密である。
東京タワーの北側は東京タワーの敷地と同じ高さだが、東と西と南側は土地が下がっている。東京タワーを挟んで南北に走る日比谷通りと桜田通りが今ある場所は、かつて入り江だった。
東京タワーのすぐ南隣に小さな祠がある。その昔、そこが岬の突端だった。だから、今でも祠があるのだ。
その裏は崖だ。その昔、そこに波が打ち寄せていた。その先に東京湾が広がっていた。
東京タワーの近くを歩いてみると、わかる。
そういう場所だから、東京タワーは今でも一種独特な空間なのである。東京タワーに行くなら、展望台に登るよりタワーの足元に立つ建物の中を散策する方が面白い。そこに魔物が生きているからである。そして、今どきこんな場所は他のどこにも残っていないからである。
土産物売場(左上)、屋上遊園地(右上)、ろう人形館(左下)、似顔絵師(右下)、現代的な感覚では、なぜこういうものが東京のど真ん中にあるのか、不思議なものばかりである。
これが東京タワーの魅力である。あの場所が持つ魔力である。我々の中に息づく縄文の記憶を呼び起こしているのである。
東京スカイツリーにこの力は無い。ありえない。あそこは海の底だったからである。
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