2019年3月21日木曜日

星のや(軽井沢)

日本にもこんなホテルあったんだ。

ちょっとした驚きでした。

場所は軽井沢。「星のや」。

水辺の集落という趣のリゾートホテルです。


 水をこんなにも効果的に配しています。
 
 こんなリゾートを見たことがありません。
 
 「日本は水が美しい国なんだ」と
 
 あらためて思いました。

内装も洗練されています。

食事がまたおいしい。
 
リゾートホテルの傑作だと思います。
 
もともとは温泉旅館だったということです。
 
ですから温泉ももちろんあります。
 
そして、今でもやっぱり和風なんです。
 
1泊2日で行ってきました。



(2007初夏)

4段論法

 次の書式で文章を書く練習です。このままで「考え方のひな型」の1つになっているでしょう。
  • 私は(・・結論・・)と考える。        ←─ 結論をズバリ言う
  • 確かに(・・反論・・)だが、         ←┐
    しかし(・・退ける・・)である。       ←┴ 反論を想定する
  • なぜなら、(・・理由1・・)。        ←┐
    また、  (・・理由2・・)。         ├ 理由を3つ挙げる
    さらに、 (・・理由3・・)。        ←┘
  • 以上から、私は(・・結論・・)と考える。   ←─ 結論を繰り返す
全体としては7行構成になりますが、役割としては4段に分けられますから「4段論法」です。その名称は、もうお分かりのように「3段論法」をもじったものですが、この論法、汎用性ありますよ。日常生活でも使えます。たとえば「マック VS ラーメン屋」。
今日のお昼はマックに行こう。   ╏  私はラーメン食べたいわ。
確かにラーメンにも惹かれるが、  ╏  確かに昨日もラーメンだったけど、
しかし今日はマックがお得だ。   ╏  マックよりはマシでしょ。
なぜなら、ボクは割引券持ってる。 ╏  だって今日は寒いから。
また、マックはおいしい。     ╏  それに、ラーメンって実はヘルシーなのよ。
さらに、長居ができる。      ╏  角のラーメン屋、本に出てたし。
以上から、マックがいいと思う。  ╏  ねっ、ラーメンにしよっ。
中には怪しげな理由も混じっているかもしれませんが、3つ挙げれば何とかなります。
 上の例はともかく、高校生という文脈で言うと、この論法はもっともっと有益に使えます。大学入試の「小論文」です。まずコンパクトに各行 30 字で書いたとして、それだけで 30×7=210 字になります。それをちょっと詳しく書けば、あっという間に 500 字です。具体例を挙げるなどして膨らませれば、1000 字なんてすぐそこです。
 小論文を書くときの骨格を作るのに、このひな形は最適です。何のひな型もなくとりあえず書き始めるより、ずっといい小論文が書けると思いますよ。むしろ書くことがたくさん出すぎて、取捨選択に困るくらいでしょう。
 実際の授業でやるときは、生徒にとって身近なテーマ、そのときにニュースになっている話題、そういうものを取り上げるようにしています。たとえば、
  • ◇ 憲法改正       ◇ 原発再稼働     ◇ 消費税率アップ
などそれだけをテーマとして与えたり、
  • 修学旅行の行先、国内か、海外か(ウチの学校では京都・奈良に行ってます)
  • ゆとり(教育が望ましい)か、競争(詰め込みとは言わずとも、みんなで競ってやる)か
  • 大学入学の時期は春か、秋か(現に話題になっています)
のように対立する2つの見解の片側、あるいは両側から書かせたりしています。
 あるいは、こんなのも面白いですよ。
  • 「君はナニ部?…じゃ『このクラスの全員、○○部に入るべきだ』という主張をしてみよう」
  • 「君の趣味は?…じゃ『○○にハマると、ロクなことにならない』という結論でやってみて」
いずれもその場でアドリブで喋ってもらおうということです。これはトレーニングですから、本人の考えなんて関係ないんですね。結論を一方的に与えちゃっても構わないわけです。
 ここで1つ問題を出しましょう。
  • 4段論法の論述法を評価してください。ただし、4段論法で書くこと。
文章例は こちら をどうぞ。

2019年3月20日水曜日

「なごり雪」はなぜ切ないのか

 なにはともあれ「なごり雪」の歌詞。2番は省略。(作詞:伊勢正三)

汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる
季節はずれの 雪が降ってる
東京で見る雪は これが最後ねと
さみしそうに 君がつぶやく
なごり雪も 降るときを知り
ふざけすぎた 季節のあとで
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
       :
君が去った ホームにのこり
落ちてはとける 雪を見ていた
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった

 さて、「君」はどこに行こうとしているのか。「僕」はどこで見送っているのか。
 ふと思い浮かんだのだが、葬儀場から火葬場に向かう遺体を見送る場面。そもそも昭和の高度成長期にあって、二度と戻らない覚悟で東京を去って地方に向かうというのは不自然な設定だ。そこで、東京を去って向かう先があの世だと想定してみよう。
 「汽車を待つ君」「時計を気にする僕」そして雪が舞う景色、これは出棺の光景だ。なごり惜しいけれど、時は過ぎてゆく。「ふざけすぎた季節」はつい先日までの苦しかった記憶。そしていま目の前にいる「君」に「きれいになったね」と声をかける。だから「なごり雪」は切ないのである。

JR鶴見線で行く、自分探しの旅

(2016秋)
私が住んでいるのは横浜市鶴見区。最寄りの駅はJR鶴見駅。京浜東北線ともう1つ鶴見線が通っている。鶴見線は京浜工業地帯の埋め立て地の工場群のただ中を行く路線である。鶴見駅を出て、途中で3方向に分かれる。
 地図で見ると、海芝浦への路線が面白そうだ。途中から運河に沿ってまっすぐに進み、埋め立て地の岸壁に沿って直角に曲がって、海の目の前が終点。そしてそこは工場の敷地内なのである。
 20年ほどこのあたりに住んでいるが、鶴見線に乗ったことはなかった。そこで初めて乗ってみた。自分探しの旅である。鶴見駅から距離にして5kmほど、時間にして片道10分ほどの旅である。


 ところで、そこに行くのは平日の通勤時間帯に限る。利用者のほとんどは埋め立て地の工場に向かう労働者だから、平日の昼間と休日には電車の本数が極端に少なくなるからである。月曜の朝、鶴見駅から電車に乗った。3両編成の電車は首都圏の普通の通勤ラッシュの様相だった。なにはともあれ終点の海芝浦まで行ってみた。
 目の前が海。いや、足元はすぐに海。工場地帯の景色もいいもんだ。ところで着いてはみたものの、案の定、駅から出られない。そこが工場の敷地内だからである。次にやってきた電車で折り返した。
 一駅だけ電車に乗って、次の駅、新芝浦で降りた。すぐ横が運河。鶴見駅方面からやってきた大勢の労働者が降り立つ。ここは工場の敷地内ではないので駅から出られて、せっかくだから一駅分歩いた。浅野駅から再び電車に乗って、鶴見駅に戻った。


 鶴見駅に戻って、気になっていたことを駅員さんに聞いてみた。というのは、鶴見駅の鶴見線乗り場の手前に自動改札があるのである。同じJRの線を乗り換える場合、普通は改札はない。ところが京浜東北線から鶴見線に乗り換える場合には改札がある。それどころか鶴見駅から直接鶴見線に乗る場合も2回改札を通ることになる。なぜだろう? そこに深い訳があるかもしれないと思って、駅員さんに聞いてみたわけだ。
 駅員さんの答えは「鶴見線内の駅はほとんど無人駅だから、ちゃんと切符を買ったかどうか、ICチップの残額が足りているかどうかを確認している」とのこと。なるほど、納得がいった。駅員さんが続けた。「私らも面倒くさいんですけどね」と。
 こうして自分探しの旅が終わった。しめて1時間ほど。ところで、自分が探せたのかと言うと、探せた。旅を通じて、自分が見つかった。

 自分はどこにあるか、自分は何者か。突然「鶴見線に乗ろう」と思い立って、実際に乗ってきた。それが俺だ。そして、どうでもいいようなことを書き綴る。それが俺だ。俺はここにいる。こうして自分探しの旅は完結したのである。

湾岸危機からの帰国

 90年夏、バンコク(タイ)でヨルダン航空のサナー(イエメン)行き往復航空券を買って、中東を旅しました。アンマン(ヨルダン)乗り換えになりますが、せっかくだからストップオーバー(途中下車)することにして。往路(バンコク→アンマン→サナー)はすぐに予約が入ったので、その日の便で出発。復路は「通信事情が悪くて、バンコクでは予約が入らない。サナーで予約しろ」と言われて、未確定のまま。
 90年といえば、中東で大きな事件がありましたね。そうです、イラクがクウェートに侵攻したんです。戦争になったのは翌年91年で、90年夏はイラクとアメリカがにらみ合っていた頃です。とはいえ、街中はいたって平和。アジア人のボクは、現地の人に反感を買うこともありません。ですから、ボクの旅行にはそれほど影響はありませんでした。ただ1つのことを除いては。それは何かというと・・・復路「アンマン→バンコク」間がまったく取れなくなってしまったのです。
 ヨルダン・イスラエル(パレスチナ)・イエメンを予定通り旅しながら、時々ヨルダン航空のオフィスで確認する。けれども一向に予約が入りません。ボクもサラリーマンのはしくれですから、2学期に間に合わないと困ります。
 ヨルダン航空の「アンマン→バンコク」間のフライトは、週に2便。ボクは予定より1便前のフライトに合わせて、アンマン空港に行きました。予約は入っていませんが、チケットは持っていますから、空きがあれば乗れるはずです。それを期待して。
 空港はごった返していました。旅行中、湾岸危機を実感した唯一の場所がここです。乗客の多くは、湾岸危機のため一時的に帰国しようという出稼ぎ労働者です。当時4才の息子といっしょでした。搭乗手続きを待つ長い行列を遠目に見ながら、ボクらは待っていました。その行列が全部さばけて、その時点で空きがあれば、乗れる可能性があるわけです。とはいえ、混雑ぶりを見る限り、チャンスはなさそう。困ったなぁ。。。次のフライトに乗れる保証もないし。
 そう思いながら、様子を見ていると、結果はオーバーブッキング。予約が入っているにもかかわらず飛行機に乗れない人が何人も出てしまいました。カウンターで抗議する客がいて、対応する航空会社の人がいる。そんな状況ですから、予約の入っていないボクのチャンスははかなくも消えたことになります。
 そこでボクがとった行動は・・・抗議する人の輪に加わったのでした。こうなったら子供連れであることをアピールするしかありません。息子を抱き上げて、「どうしてくれるんだ!困るじゃないか!」と。でも飛行機はもう満席です。
 そうこうするうちに「翌朝にシンガポール行きの便があるから、それに乗れ」と、そんな話になりました。その夜のホテルと「シンガポール→バンコク」のフライトも付けてくれるという話です。ここまで来たら、もう引き下がれません。引き下がったら、いつ日本に帰れるかわかりませんし。
 オーバーブッキングにあった人は、10人以上いたでしょうか。そのほとんどは、バングラディッシュ・タイ・フィリピンなどから湾岸諸国に出稼ぎに来ていた労働者でした。彼らと一緒に指定された高級ホテルに向かい、一緒に食事して、おしゃべりして。ボクとしては「バレたら、ホテル代くらいは払うしかないな。でも、いくらするんだろ?」なぁんて考えながら。だってボクは飛行機の予約、最初から入っていなかったんですから。

 翌朝、空港のカウンターでは座席の争奪戦。ボクは再び子供連れであることを訴えて、なんとか座席を確保。前の晩に一緒におしゃべりをしていた人の中には、再び乗れなかった人もいました。飛行機はさらに数時間遅れて出発し、シンガポール経由で何とかバンコクに帰り着きました。そうして2学期の授業にも間に合って、めでたしめでたし・・・というお話でした。
 ところで先ほども書きましたが、帰国便の確保を除けば、旅行する上で他には何の支障もありませんでしたよ。

イエス・キリストはユダヤ教徒のパレスチナ人だった

 イエス・キリスト(とされた人物)はユダヤ教徒のパレスチナ人だよ。
 彼はキリスト教徒じゃない。彼が磔にされた(たぶん死んだんだろな。復活したのかどうかは知らんが)後にキリスト教が始まったんだから、彼がキリスト教徒であったはずがない。彼は旧約聖書を手にしていたんだから、それが彼がユダヤ教徒であった動かぬ証拠さ。
 そして彼が活動していたのはエルサレム周辺。第二次世界大戦以前にその辺りに住んでいた人はパレスチナ人と呼ばれている。彼は今でいうアラブ系の人だったんだろうな。そして今のアラビア語に近い言葉をしゃべっていたはずだよ。つまり彼は今の分類でいえば、パレスチナ人ということになるね。

2019年3月19日火曜日

パスポート VOID 記念(1)

(2007/6/19)

 昨日、むすめちゃん(誰かの言い方が感染っちゃったよ)のパスポート申請に行ってきました。夏の「ラダック行き」のための準備です。娘が生まれたのが2002年6月、ちょうど5歳になりました。まもなく切れちゃう5年有効のパスポートを更新したら、次はインドのビザを取得します。
 今日は、娘の1冊目のパスポートが VOID(失効)した記念に、これまでの海外旅行歴をまとめてみます。

入国 ~ 出国目的地お奨め指数ビザ
ベトナム02/12/21 ~ 02/12/25ホーチミン
ウズベキスタン03/08/15 ~ 03/08/21サマルカンド/ブハラ☆☆☆☆
ラオス04/03/27 ~ 04/03/31ルアンプラバン
中国04/08/08 ~ 04/08/17麗江/大理/シャングリラ☆☆☆ 
ヨーロッパ04/12/21 ~ 04/12/30ドイツ/チェコ/オーストリア☆☆ 
ミャンマー05/03/28 ~ 05/04/04ミャウー/チャイティーヨ☆☆
モンゴル05/09/01 ~ 05/09/05草原/温泉☆☆☆
タイ05/12/29 ~ 06/01/03チェンマイ 
イラン06/03/23 ~ 06/04/02マシュハド/バム/イスファハン☆☆☆☆☆

 パスポートにビザ(査証)のシールがたくさん貼ってあると、にぎやかでなかなかいいもんですよ。「お奨め指数」に娘の評価は入っていません。ボクの独断によるものです。
 これまでに9回、次が10回目かぁ。実はこのうち2回を除いて、あとはボクと娘の2人旅なんです。
 「いい加減にしなさい!」by 妻。「行くのイヤ!」by 娘。… そんなこと言わないでよぅ。