(2017年春)
2017年春、中国西北部を旅行した。当初は西安と敦煌を飛行機でつないで、その2カ所に行くプランを立てて、フライトを予約した。西安の兵馬俑と敦煌の莫高窟を訪れる、いわばシルクロード方面のゴールデン・ルートだ。
ところが、急きょ敦煌空港で改修工事が始まって、敦煌空港が閉鎖されることになって、予定を一から組み替えた。そして結果的に飛行機で西寧に入って「西寧-張掖-嘉峪関」を中国の新幹線でつないで、嘉峪関から出ることにした。
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ウルムチ--6.5h--嘉峪関--1.5h--張掖--2h--西寧--1.5h--蘭州
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4.5h 8h
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敦煌 西安
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中国の甘粛省・蘭州と新疆ウイグル自治区・ウルムチとの間を新幹線が走っている。仮に「シルクロード新幹線」と呼ぼう。上は各都市間の所要時間である。敦煌は新幹線のルートから外れているため、在来線の所要時間である。西安と蘭州の間に新幹線を通す計画はあるらしいが、まだ完成していないので、これも在来線の所要時間である。
結果的に、とても良かった。西寧のタール寺、張掖の丹霞地質公園と馬蹄寺石窟、嘉峪関の万里の長城とその西の端。知名度からすると西安・敦煌と比べてB級観光っぽいが、みんなとはちょっと違う感じがむしろいい。
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