2020年12月28日月曜日

ブログにはバカなことを書きたい:第3弾

(2007年1月2日)

 正月三が日は、バカなことを書こうと心に決めました。
 今日のテーマは「事実より、ものの見方」です。あるいは「事実より、仮説」と言いかえることもできます。「前者より後者の方が、価値がある」ということを考えてみようと思います。
 意味不明の文章になることは必定ですが、もとより覚悟の上です。現段階では「バカな発言」でも、「そのうち形になるだろう」という期待があるから、書くわけです。

 「事実」とは「=誰が見ても正しいもの=客観」と言えるでしょう。「見方=仮説」はさらに言い換えると「=解釈=考え方=主観」となりそうです。また「事実は1つ、ものの見方はたくさんある」という比較もできるでしょう。
・・・と、ここまで書いてきて、ボクの問題意識からズレてきているように思いました。
・・・両者を比較することがボクの課題ではないんですね。

 実はこの問題、昨日からもう丸1日考えています。その間に「事実と見方」を比較しながら、文章を書いたり消したりしてました。そして気がついたんです。
 なぁんだ、「そんなふうに考えようよ」で十分なんだ、と。

 考えてみると、ボクのテーマ「事実より、見方」そのものが、ものの見方であり、仮説です。こんなものが事実であるなんてことは、ありえません。
 ところで、2者を比較して1者の優位性を示そうとすることは、事実を求める姿勢です。それが悪いとは言いませんが、「事実より、見方を」という自分の主張にはそぐわないわけです。
 結局ボクが言いたかったのは、
  ・ きちんと証明できるまで発言しなかったら、何も言えないよ。
  ・ 仮説あるいは考え方として、発言すればいいじゃないか。
ということだったんでしょう。

「そんなの当たり前だ!」だって?
「そんなこと1日中考えてるなんて、ホンモノのバカだ!」ですって?
 いや、そうでもないんです。情報科の授業で生徒に「自己表現」させているボクにとっては、これは切実な問題だったんです。きっと。実際に授業をやってみると、こんなふうに思ってる生徒がいるように感じるんです。
  ・こんなこと(自己表現)やって、ナンの意味があるんだ。
  ・そんなものどーでもいいから、情報科の授業ではコンピュータ使わせろ。

 あるいはこんなふうに言われるかもしれませんね。「お前は自分をごまかしてるぞ」、「自分の問題から逃げてるんじゃないか」と。
 いや、そうでもないんです。
 事実の価値基準が「正しいか否か」だとすると、見方の価値基準は「妥当か否か」です。だから、ボクの考えが正しいか否かは関係ないんです。ボクの考えが「妥当だ」と人(生徒)が思ってくれれば、それでいいんです。

 さて、今日のバカ発言はいかがだったでしょうか?
 バカなことを書くつもりが、あんがい体よくまとまってしまったような気もするし、答えになっていないような気もするし。。。

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