⑴ A:あっ、シャーペンの芯がなくなった。
朝まであと3時間。これじゃ宿題終わんないよー。
B:コンビニ行ってきな。
A:コンビニって、ホント□□□□□□□□□□よね。
⑵ A:ねぇ、祝儀袋とジャンプ買ってきて。
ついでに、おでんもね。
B:じゃぁコンビニ行ってきまーす。
A:コンビニって、ホント□□□□□□□□□□よね。
⑶ A:急にトイレ行きたくなっちゃった。
やばい、どうしよう・・・
B:じゃぁ次のコンビニでクルマ止めるね。
A:コンビニって、ホント□□□□□□□□□□よね。
どの問題も「便利だ」を入れればまぁすんなり読めますが、そのまま書いたら×です。設問に「具体的に」とありますから。でも普段何気なく使っている言葉でも、正しく表現しようとすると案外難しいでしょ。普段私たちがいかに阿吽の呼吸で会話しているかを実感してもらえたら、問題を出した甲斐があったというものです。
《解答例》は次の通りです。
(1) いつでも開いている (24時間営業)なお、「(いざというときに)助かる」なんてのも × です。これは (1) , (2) , (3) のどの空欄にも入りますから。結局「便利だ」というのと同様に、まるで具体的じゃないんですね。
(2) 何でも売っている(品ぞろえがいい)
(3) どこにでもある (店の数が多い)
「コンビニって、ホント『すごい』よね」とか、これなんかも (1) でも (2) でも (3) でもぴったり当てはまっちゃいます。もちろん × です。「便利」も「すごい」も会話の中では違和感なく通じるんでしょうけれど、文章の中で使うのはなるべく控えましょう。
いやぁ「便利」って言葉、ホント便利ですね。「すごい」って言葉、ホントにすごい。(だから書くなっちゅーの)
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