アンパンマン、新しい顔よ! → げんき100倍、アンパンマン →バイキンマンはヒューンと飛ばされて、そして最後にチカッと光る。その光ったあたりにバイキン城がある。
→ アンパーンチ! → バイバイキーン・・・
お話の中では、バイキン城のある場所は明示されていない。けれども、証拠はそろっている。
- バイキン城は岩山の上にある。そこはいつも薄暗い。つまり、夜である。しばしば雷が鳴り響いている。
ということは、バイキン城がある方角は太陽が沈む方角、つまり西だということになる。 - バイキンマンが飛ばされてチカッと光る場所は、角度でいうと斜め上25度。この角度はいつも一定である。
斜め上25度が、何を意味するか。それは歩いて登れる傾きである。 - そこまでの距離はどれくらいかというと、向こうに見える山のあたり。むちゃむちゃ遠いわけではない。
近いような遠いような、でもやっぱり近いような、それくらいの微妙な距離である。 - でも、アンパンマンのマントではバイキン城に行き着けない。それが異次元空間にあるからだ。
だからバイキンマンとドキンちゃんは、バイキン城と街の間をUFOに乗って行き来する。
もうおわかりですね。西の方の遠くて近い場所。やや上方にある異次元世界だが、いざとなれば歩いていける。そう、バイキン城はあの世なのだ。
・・・念のため、他の可能性をチェックしてみよう。
- キリスト教の神の国は真上に、仏教の地獄は真下になきゃいけないから、西、斜め上25度に合わない。ボツ。
- ブラックホールならはるかかなたに、友達の家ならすぐ近所になきゃいけないから、距離感が合わない。ボツ。
- バイキンUFOとドキンUFOはタイムマシンじゃないから、バイキン城が過去や未来にあるわけでもない。ボツ。
- ほぅらやっぱり、あの世だ。日本人のハートに即していえば、そういうことになる。
同様に、みんなはバイキンマンやドキンちゃんが嫌いなわけじゃない。むしろ、みんな大好きだ。アンパンマンだってメロンパンナちゃんだって、時にはバイキンマンやドキンちゃんと仲良くするし、協力もする。
だけど、いたずらは困る。そういうときは、しばし退散してもらうにかぎる。それが「アンパーンチ」なのだ。ちょっと手荒な魔除けの儀式である。
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