黒潮の水蒸気をたっぷり帯びた空気は、風がどちらから吹いても山の斜面を駆け上がるうちに冷えて雲になります。ですから八丈富士・三原山とも山頂にはたいてい霧がかかっています。
写真は三原山の麓に広がるシダ(ヘゴ)の森。水気の多い沢沿いに広がっています。恐竜が出てきそうな景色ですね(この場所は、霧がかかっているとなお良さそう)。
お宿は民宿に泊まりました。ラッキーだったのは、泊まり客に釣り人がいて、その人が釣ってきた魚が夕食にずらりと並んだこと。その宿の常連さんで、毎度のことらしいです。みんなでパクつきました。ホテルではあり得ないこと、民宿ならではですね。
この島ではお年寄りが元気です。火山学者、シダ類博士、明日葉料理研究家などどなたとお話ししても感心しきりです。こんな島に羽田空港から片道55分で行けます。週末に気軽に行ける南の島の田舎リゾートです。
左上:溶岩と八丈小島 右上:うろこ雲 右下:シダ(ヘゴ) 左下:唐滝 中:鳥居
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