2019年3月30日土曜日

公園でのルール

(2007年7月)
ウチの娘が通っている保育園の隣に、ちょっとした公園ができました。それがけっこうなことのように聞こえるかもしれませんが、親にとってはビミョーなんです。というのは、夕方に親が迎えに行った後、毎日のようにみんなでそこで遊ぶんです。
 第2の保育園状態です。先生がいない代わりに、親がいるんですね。だから、子供たちは親に向かって「ブランコ押してくれ」だの、「あれ取って」だの言うわけです。親は自分の子だけってわけにもいきませんから、ヨソの子の相手もしてやることになります。そうすると、他の人にやらせてばかりじゃ悪いと考えて、親が交代で手を出すんです。

 ある日、ボクは勝手にルールを作りました。保育園に、親が自由に書ける「なんでもノート」みたいなのがありまして、そこにデカデカと書いたんです。
         《隣の公園でのルール》
「年中組と年長組は、子供同士で勝手に遊べ。親をアテにするな。」
保育園には0歳の子もいますが、彼らは対象外です。同時に親にもおふれを出しました。
「子供の遊びに手を出すな。せっかく自主性が育つチャンスなんだから、危険なとき以外は、放っておけ。」
最近じゃこのルール徹底してます。子供に向かって、「ごめんね、○○ちゃんのパパがおこるから、やってあげられないの」なんて言ってる声が聞こえてくるときもありますが、親子とも実は喜んでるんです。子供たちはその方が楽しそうだし、親同士でベンチに座っておしゃべりしてます。そして、いっせいにみんなで家に帰るようになりました。

 大成功でした。・・・(こんな親、一人くらいいてもいいよね)

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