2020年7月25日土曜日

投票する意味

(2007年春)

 着物は日本独自の伝統文化である。だから、これからもずっと続いてほしいと思う。中には何百万円もするものもあるらしいが、それもまた文化の水準を維持するためには必要なことなのだろう。
 ところで、誰も買わなかったら、着物産業は廃れてしまう。一定の数の人がそれを買うから、伝統が守られる。
 とは言え、自分がそんな高価なものを買うつもりはない。伝統は守りたいが、着物そのものは要らない。要するに、着物の文化を守り発展させるためには、自分以外の多くの人がそれを買うのが一番いいわけだ。

 さて、昨日の選挙。民主主義を守るために、選挙制度は必要である。選挙があるから、民意が政治に反映される。だから有権者の一定数は、投票しなきゃいけない。そうでなければ、民主主義が脅かされる。
 とは言え、有権者全員が投票しなくても条件は満たされる。つまりは、一定数が投票するのであれば、自分は投票に行かなくてもいいわけだ。

 歌舞伎の伝統を守るためには、それを経済的に支える熱烈なファンがいなきゃいけない。サッカーのワールドカップで日本が優勝するためには、その背後に多数のサッカー人口が不可欠だ。
 だけれども、自分が歌舞伎ファンやサッカープレーヤーにならなきゃいけないというわけではない。

 大きな声ではいえないが、また誰かに叱られそうだが、ボクは今回も選挙に・・・(以下、略)。

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