今日はモーターバイクを借りて、ルアンナムターから中国との国境のボーテンまで行ってきた。山の中に突然工事中のビル群が現れる。ボーテンの街をフリーポート(免税都市)にするための工事だ。
展示場なるものがあったので中に入ってみた。完成したときの街並みの模型があったり、中国の昆明からタイのバンコクまで鉄道・道路が通じる未来像を描いていたりして、とても華やかな印象だ。中国人のフリして、マンション投資するような顔して、いろいろ見てきた。出稼ぎの中国人労働者に見えたかもしれないが。
ラオス国内でありながら、建設労働者の多くは中国人で、キープ(ラオスの通貨)よりも元(中国の通貨)が通じる。明らかに中国主導なのだが、それでもラオスにもおこぼれはあるはずだ。5年もすればだいぶ出来上がって、もしかしたらとてもホットな場所になっているかもしれないな。
おそらくカジノ(中国人の富裕層向け)とかもできるのだろう。税関の建物は出来ていて、すでに稼働していた。荷物を満載した大型トラックが列をなして進んでいくので、砂埃だらけだ。ボーテンに至る道すがら、鉄道の建設工事も進んでいて、すべては中国の「一帯一路」の一環なのである。
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