2019年3月17日日曜日

サンゴが腹に刺さる(フィリピン)

(2011年冬)

 コロンの街から車で1時間ほど離れて、とあるリゾートにやってきた。岬の突端の崖の上に立つ新しいリゾートである。そこに泊って、島巡りに出かけた。
 その時間帯、潮が引いていたのだろう。海に入って数歩進むと、もうそこがサンゴ礁なのである。これはけっこうきつい。泳いで沖へ出ようとすると、サンゴが腹に刺さる。こうなると、腹と足でサンゴを壊しながらさらに泳いで前に進むしかない。サンゴの中には触っただけでチクッとして、皮膚がかぶれたようになるものもある。海に出るたび、戻るたびに、この試練が立ちはだかる。ボクは横着にも海パンと水泳用のゴーグルだけで海に繰り出したものだから、からだじゅう傷だらけになった。


 このあたりに新しいリゾート・ホテルがどんどんできている。いま売り出し中のエリアである。ボクが泊ったのはテラス付きコテージで、1泊 US$100 ほど。お湯は出ない。ネットも通じない。眺めはいい。あたりはいやというほど自然だらけだ。たくさんの島に囲まれた内海のようなところだから、波は穏やか。近くには旧日本軍の戦艦がいくつか沈んでいて、ダイビング・スポットになっている。

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